最終更新日 2024年3月22日 by landroverth

肌の乾燥は老化やトラブルを招きますので、適切なケアをしなければなりません。
特に冬場は空気が乾いてきて肌のかさつきが気になることも増えますので、必要に応じて保湿クリームを取り入れたいところです。
導入する前に、基本的な役割を押さえておきましょう。

角質層に潤いの膜を張ることで外的刺激から保護できる

クリームですから油分がメインになっていて、角質層に潤いの膜を張ることで外的刺激から保護できます。
人の肌は毎日の生活の中で外的刺激を受けており、それが原因でトラブルに悩まされることも少なくありません。
健やかな肌を守るために必要な機能であり、水分の蒸発を防ぐ役割もあります。
クリームタイプは美容成分を配合しやすいので、特定のケアに力を入れたい時にも最適です。
美白目的であったり、エイジングケアを行いたい人も導入しやすい内容になっています。

肌のコンディションに合わせる

商品の選び方ですが、基本的には肌のコンディションに合わせることがもっとも重要です。
最適なものを選ぶために気を付けたいこととして、成分やテクスチャーの選択を誤らないことがポイントであり、好みも考慮しつつピッタリのものを選ぶ必要があります。
乾燥肌は皮脂が不足している状態ですので、油性の保湿成分がたっぷりと含まれているクリームを選ぶと満足度が高くなります。
水分の蒸発を抑えてしっとりとした状態を維持するために、濃厚なテクスチャーの商品を選びましょう。
潤いをキープできれば配合されている成分の働きも得やすくなり、美容効果がアップします。
濃厚なテクスチャーのものは重めに感じるかもしれませんが、選び方次第では気になりません。
例えば、シアバターのような成分が配合されていると、スムーズになじみます。

オイリー肌や混合肌の人の場合

オイリー肌や混合肌の人は、水溶性成分が多い保湿クリームを選ぶと心地良い状態を維持できますので、水溶性成分の多い商品にしましょう。
よく配合されているのはヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸等であり、植物エキスもよく含まれています。
テクスチャーはみずみずしいものがベターであり、重いタイプは適しません。
油性がメインのものと比較すると潤いの蒸発を防ぐ効果はやや劣りますが、水分をしっかりと補給できるため使い心地に問題はありませんし、理想的なコンディションの維持に役立ちます。

一度に使用する量はパール粒大が目安

自分に合った保湿クリームを見つけることができたら、次は使い方も知っておく必要があります。
それぞれの商品の働きを最大限に引き出すためには正しい使い方を心がけることが重要であり、基本的には製品に書かれている説明に従って使用するのが正解です。
一般的な使い方として、一度に使用する量はパール粒大が目安になります。
一度手の甲に出してから、額や頬等の各パーツに置きます。
置くポイントは額・両頬・顎・鼻の5つあり、そこから広げます。
少なすぎると摩擦が起こりやすくなりますし、多すぎるとべたつきますので、量の調節には気を付けましょう。

優しい力加減で塗ることが大切

きちんと馴染ませることで効果が出やすくなりますので、馴染ませようとして力を入れて塗布してしまうことがあります。
しかし、力を入れすぎると摩擦による刺激から更なる乾燥が引き起こされますので、優しい力加減で塗ることが大切です。
これまで使っていた保湿クリームが、急に合わなくなることもあります。
その場合は肌のコンディションに変化が生じていますので、ケア方法を見直すことをお勧めします。
特に皮膚が荒れたり赤みが出たりといったトラブルが発生したら、それ以上悪化させないために早急な見直しが必要です。
抵抗力が弱っていると感じたら、できるだけ優しい素材で作られている商品を選ぶようにして、過度なケアは控えた方が良いでしょう。
正しいお手入れを実践すると、少しずつ抵抗力が戻ってコンディションが回復します。
年齢を重ねることによる不調もあり、保湿効果が足りないと感じる場合には、少し重めのテクスチャーの保湿クリームで様子を見ると良さそうです。

敏感肌の人は敏感肌用の製品を使用するのが安心

敏感肌の人は、一般的な肌質の人が使用しても問題ない商品で違和感を感じることがあります。
合わないものを使い続けると荒れたり炎症を起こす恐れもありますので、敏感肌用の製品を使用するのが安心です。
注意したい成分にはアルコールがありますが、アルコールはすっきりとした使い心地である反面、刺激を与えるタイプの成分です。
特に敏感な肌には大きなダメージを与えることがあり、含まれていない商品を探す必要があります。
添加物のパラベンも、配合されていない方が安心です。
40代以降の肌は、若い頃のように健やかな状態を保つのが難しくなります。
しかし、エイジングケアの行える保湿クリームを利用すれば、保湿を行いながら同時にアンチエイジング対策をすることも可能です。

まとめ

そもそも保湿自体がアンチエイジングの要素を兼ね備えていますので、それにプラスして気になるトラブルにアプローチできるような商品を選びたいところです。
また、一度導入しても、現状に合っているのかを定期的に見直すことも忘れてはいけません。

 

おすすめ
保湿クリーム全身