一戸建て住宅を購入してから、プロパンガスを使い始めました。
それまでは、都市ガスが通っているところに住んでおりプロパンガスとは無縁でした。

住宅を購入した時プロパンガスを見て本当にこれでガスが供給されるのか不安でした。
もちろん最近の技術ならば問題なく表示されるかもしれませんが、ガス漏れ等は発生しないかと心配だったわけです。

プロパンからガス漏れが発生し火災等が発生したケースがほとんどない

そこで、自分なりにデータを調べてみたところ、日本においてプロパンからガス漏れが発生し火災等が発生したケースがほとんどないようです。
もちろん長い歴史の中でそのような事は何回かあったかもしれませんが、自分が担当している会社でそのようなことが起きていませんでした。

そして実際長年使ってみて、安全性に関しては都市ガスとの違いがわからないほどです。
違いがあるとすれば、建物の外にプロパンが2つ付いているかどうかの違いだけかもしれません。

住宅を購入した時、プロパンガス会社を選ぶことになりますが私が購入した住宅は建売住宅だったため最初から設置されていました。
おそらく、住宅建築の契約の中でどの会社のガスを使うのかはあらかじめ決められているのでしょう。

注文住宅の場合は、特に決められておらず自分たちで選ぶことができますが、建売住宅を手に入れた私たちには最初からガス会社が決められていたため選択の余地がなかったわけです。

周辺地域に10社以上のガス会社があることがわかった

最近は、ガスの自由化が進んでいます。
昔は特定の会社しか使うことができませんでしたが、最近は多くの会社がプロパンガスを扱っているようです。
私が調べただけでも、周辺地域に10社以上のガス会社があることがわかりました。

よく、都市ガスに比べると料金が高くなりがちと言われますが、特に料金で不満に感じた事はありません。
ただそれでも、他のガス会社と調べた場合もっと安くできるのではないかと考えたこともあります。

そして、一時期他の会社の料金を調べました。
確かに、ネット上で調べると今の会社よりも料金が安くなるところはあるようです。
もちろん微々たるものですが、1ヵ月単位すると300円程度違うことがわかりました。

料金の安い会社は少しずつ料金が高くなっていく

ただ調べていくうちにわかったことですが、料金の安い会社は初期の料金は安いですが2年目以降の契約になると少しずつ料金が高くなっていくようです。
結果的に、今使っているところとほとんど変わりがない位になるため、わざわざ変更しなくても良いのではないかと感じ変更しませんでした。
やはり、ガス会社を選ぶ場合でも多くの情報は必要と感じた出来事でした。

プロパンガスは、中にガスが入っているため利用すると少しずつ量が減っていきます。
ウォーターサーバーのように、最初は満タンでも水を少しずつ使っていくと減っていくようなものです。

ただ決定的な違いは、残量がいまひとつわかりにくいことです。
プロパンのところに行けば、残量が分かるようですが私はそれを確認したことが1度もありません。

なぜなら、業者が定期的に交換をしに来てくれるからです。
よほどたくさんの量を使わない限り、2か月に1度ほど交換しそれで間に合ってしまいます。

大きな地震が発生した場合の不安

ガスが供給されずに困ったことも1度もありません。
ガスを使うにあたり、全く問題がないわけではありません。
私が不安視していたのは、大きな地震が発生した場合です。

都市ガスの場合には、大きな地震が発生した場合自動的に元栓が閉まるようです。
つまり、地下を通っているガス管の下にはいくつかの元栓があり、そこを締めることで家庭にガスを供給することができなくなります。
これにより、ガス爆発や火災を防ぐわけですが、果たしてプロパンにはそのような便利な機能があるのかと心配しました。

業者に聞いてみると、どうやらそのような仕組みは採用されているようです。
地下を通っている管から供給されているわけではなく、プロパンから直接ガスが供給されることになるため、プロパンに付随しているコンピューターが自動的に制御すると言われています。

私が利用しているガス会社のプロパンは、震度4までの揺れには感知しませんが、それ以上の強さの揺れになると感知するようです。
そして、自動的に元栓が閉まる仕組みを採用しています。
今まで、この家に住み始めてから震度5以上の揺れを観測した事はありません。
そのため、本当にガスの供給が停止されるか分かりませんが、仮に停止した場合には再び自動的に供給される事は無いようです。

まとめ

契約したときの話によれば、止まってしまったガスは、自分でプロパンのところに行きコンピューターを動かさなければガスは供給されることがないようです。
とは言え、コンピューターの操作は非常に簡単で、ボタンを1つか2つだけ押すことにより供給されることがわかっています。

コンピューターの世代の私には、とてもたやすいことだと感じました。
契約しているガス会社は、毎月ガス料金を手紙で知らせてくれるだけでなく、1年に1度11月ごろになるとカレンダーを持ってきてくれます。
他の業者も当たり前のようにやってることかもしれませんが、そのような細かい配慮が嬉しく感じます。

 

参考サイト
山形県のプロパンガス会社・料金相場と地域最安値【まちがす】

最終更新日 2025年6月27日 by landroverth