最終更新日 2024年3月22日 by landroverth
1.自己管理がしっかり出来る人と柔軟な考えが出来る人は受験に優位
将来医師になりたいと思った場合には、医学部に通う必要があります。
大学入試の中でも最も狭き門であることから、何としてでも合格したいものです。
実際に合格する人には共通点が見られます。
まず第一に自己管理がしっかりできている人です。
合格する人の多くは、生活習慣を整えたうえで、自分の健康管理をしっかりと行うことができます。
当たり前のことですが、医師は患者の病気をなおしたり、病気を未然に防ぐための仕事です。
非常に忙しく過酷な仕事でもありますが、医師が自己管理ができずに健康管理も行き届いていなければ、適正にも欠けてしまいます。
自分の体のことを理解し、自己管理がしっかりできていれば、意識的に良い生活リズムを作りながら、受験勉強もこなすことができるでしょう。
また物事の考え方が柔軟で、目的意識をしっかりと持っている人は受かりやすいと言えるでしょう。
大学入試の本番では、満点が求められることはありません。
しかし偏差値が高いことが分かっているので、参考書をすべて暗記しなければ気が済まない人や、問題集を完璧に仕上げなければならない、過去問をすべてクリアしなければならないなど、まじめな子も多く見られます。
しかしこのような努力は非常にもったいない話です。
物事を柔軟に考えることができれば、合格最低点を超えるという目的意識をしっかりと持つことができます。
その途中の段階である参考書の知識や問題集で完璧を求めるのではなく、必要な点数を取るための学力を身につけるために勉強を行うということです。
2.安易な認識をせずに険しい道のりになる医学部受験
そして情報の取り扱いにも十分に気をつけなければならないでしょう。
近年ではインターネットでの情報が当たり前の時代となり、数多くの情報に振り回されやすくなっています。
確かにインターネットの情報の中にも有益なものがありますが、このような情報を閲覧するうえで情報の目利きが非常に重要となります。
インターネットから得た情報を参考にしたことで、本来の目標からずれた方向で勉強を行ってしまえば、受験そのものにも失敗してしまうことにつながります。
このようにさまざまな特徴があることがわかりましたが、医学部に合格するためには、さまざまな心構えも重要です。
まず第一に、医学部の入試をなめることなく、学習にしっかりと取り組まなければならないということです。
当たり前のことではありますが、自分は大学入試にクリアできるだろうと安易に考えていると危険です。
実際に進学校に通っている人の中には、自分ならどうにかなるだろう、どこかにはひっかかるだろうと考えている人が多く見られます。
周りのみんながトップレベルの大学を目指そうとしているので、医学部のトップレベルの学力が必要とされるところを目指すことが、当たり前の感覚に陥っているのです。
悪い意味で、自分が目指している医学部が身近に感じてしまうということです。
しかし難易度からもわかるように、どんなに簡単な大学でも、世間では難関校に属することになります。
どこかしらに受かるだろうという考えは、非常に甘いということです。
このような甘い考えによって、実際にどこにもうかることができずに、浪人を重ねていく人も非常に多いのです。
医学部の受験はとてつもなく険しい道のりであることを認識し、日々の勉強に取り組まなければなりません。
3.結果を出すための受験勉強のポイント
そして効率的な勉強を心掛けることも大切です。
医療系の学校に進もうと考えている人のイメージとして、ガリ勉が多いイメージを持っている人も多いことでしょう。
しかし中には勉強以外にも部活や趣味に精を出している人も非常に多く見られます。
これは日ごろの勉強の仕方が異なるからです。
最小限の力を使い最大限の結果が出せるようにと、常日ごろから勉強の仕方を考えています。
だらだらと長い時間勉強している人は、あまり成績が伸びない傾向にあります。
難関大学を受けようと思うと、教科書レベルの知識はおろそかにしてしまう人が多く見られます。
しかしほとんどの大学は難問や奇問を出題するのではなく、標準レベルの問題を短時間にいかに正解できるかということを判断しています。
そのため基礎知識をしっかり身につけることは非常に重要だということです。
人間は一度見ただけですべてを記憶できるような賢さはありません。
何度も反復して練習することが大切であり、繰り返すことによりその勉強をマスターできることにつながります。
医学部の予備校である富士学院も言ってますが、問題集は何冊こなしたかよりも、一冊を何度も練習した方が、何倍も効率よく勉強できるということです。
最後に自ら学ぶということです。
多くの受験生は自分のミスを認めたがらず、悪い点を取っても言い訳をしようとします。
しかしミスはミスであり、その事実を受け入れ、どうすればミスを減らすことができるのか、どうすれば点がとれるようになるのかなど、徹底的に自分のミスを分析することが大切です。