最終更新日 2024年3月22日 by landroverth

「美術館の魅力を知りたい」
「日本で有名な美術館はどこ?」
「春田英樹さんの経歴について知りたい」

美術館は、博物館のうち美術品を中心とする文化遺産を収集して展示したり保管したりする施設のことをいいます。
絵画のみを取り扱っているとこもありますし、彫刻・陶磁器・工芸品・ガラス工芸品・服飾品・武具などを取り扱っているところもあります。
西洋美術や東洋美術など特定の地域に限定して分類することもあれば、古代美術や現代美術など時代によって分類するなど分類方法は様々です。

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春田英樹さんが考える美術館が果たす役割

美術館が果たす役割は色々ありますが、まず美術を中心とした文化の価値を継承して発展させることを目的として活動を行っています。
また、そのような文化を創造することも役割の一つで、人間や社会に貢献しているのです。
人々の表現の自由や知る自由を支えるための施設でもあります。
日本では学芸員と呼ばれる専門的なスタッフが配置されており、美術品の収集や保管、展示などを行います。
文化財を適切な状態で保存して次世代へと継承している資格職です。
美術品などの調査や研究なども行っています。
人々に対して学びの機会を提供する教育活動を行うところもあります。
(参考:春田英樹

日本で有名な美術館

国立新美術館

日本で有名なところを挙げると、国立新美術館です。
2007年に開館しており、比較的新しい施設といえます。
約14,000平方メートルという国内最大規模を誇る展示スペースがあります。
コレクションを保有していない新しいタイプの施設で、ナショナルアートセンター・トウキョウという名称が用いられています。
アートセンターは美術に関する情報を収集したり、公開や提供、教育活動を行うところです。
館内には12の展示室に加えて、アートライブラリー・講堂・研究室・カフェ・レストラン・ミュージアムショップ等があります。
建物そのものがまさにアートといった雰囲気で、波のようにうねっているガラスのカーテンウォールが美しい曲線を描いていて非常に独創的です。
ガラス越しに外の草木を望めるようになっており、四季折々の美しい景色が楽しめます。
設計したのは国内外で多数の受賞歴を持つ建築家の黒川紀章です。
様々な企画展が開催されており、講演会やシンポジウム、ギャラリートーク、ワークショップなどが開催されることもあります。
アートに触れ、気軽にアートについて語り合う場を提供しているのです。

三鷹の森ジブリ美術館

それから日本で人気が高いところには、東京都三鷹市にある三鷹の森ジブリ美術館もあります。
日本を代表するアニメーション映画監督の宮崎駿が設立に深く関わっています。
宮崎駿は「千と千尋の神隠し」で、ベルリン国際映画祭金熊賞とアカデミー長編アニメ映画賞を受賞しました。
「カリオストロの城」や「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」など数々の名作を世に送り出しています。
宮崎駿のデザインを元に設計された建物になっており、スタジオジブリに関連するコレクションが展示されます。
企画展示室では特定の作品や作家、制作を行うスタジオなどをテーマにした企画展示を行っています。
常設展示室では、アニメーションに関する展示が行われます。
また、子どもが遊べる「となりのトトロ」に登場するネコバスルームなどもあり、家族連れにも人気が高い観光スポットです。
それから短編映画が上映される映像展示室の土星座やオリジナルメニューの提供を行っているカフェ等もあります。

世界で有名な美術館

ルーブル美術館

世界で有名なところを挙げると、ルーブル美術館があります。
フランスの首都であるパリにあり、世界でも最大級の規模を誇ります。
そのコレクションは38万点以上にも上っており、様々な時代の美術品が展示されています。
フランス王のフィリップ2世が建設したルーヴル城を元にした建物が使われていて、1793年に美術館として開館しました。
建築されてから何度となく増改築が繰り返され、建物を眺めるだけでもフランスの歴史や文化を感じることができます。
最も代表的なコレクションは、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「モナ・リザ」です。
「モナ・リザ」は世界で最も知られた美術作品と言われています。
ポプラ板に油彩で描かれた上半身のみの女性の肖像画で、様々な人を魅了し研究の対象となってきました。
専用のスペースに展示されており、防弾ガラスに守られる形で展示が行われています。
世界では毎年、何百万人もの人がこの作品を見るために訪れているといいます。
それから「ミロのヴィーナス」もよく知られた展示品です。
古代ギリシアで制作された彫刻とされており、ヘレニズム期を代表する作品になります。
ギリシア神話に登場する女神のアフロディーテをモチーフにした彫刻と考えられています。
ルイ18世が寄付したためコレクションの一部に加わりました。

まとめ

それ以後、海外に渡ったのは1度だけで1964年に日本で特別展示が行われています。
その他にも、イスラム美術や古代オリエント美術、古代エジプト美術など様々なコレクションがあります。
フランスで人気の観光地となっていますが、1日だけではコレクションを全部見るのは難しいでしょう。