最終更新日 2024年3月22日 by landroverth

乳首の黒ずみに悩んでいる人もいるかもしれませんが、その原因や対策方法をしっかり知っておくと良いでしょう。

まず乳首が黒ずむのは、紫外線や外部からの刺激を守るためにメラニン色素が分泌されるためです。

メラニン色素は皮膚を守るために大切なものなのですが、過剰に分泌されると色素沈着を引き起こしてしまいます。

皮膚が薄くデリケートな部分ほど黒ずみが起きやすいため、丁寧にケアすることが大切です。

メラニンの分泌が増えてしまう原因としては、加齢やホルモンバランスの変化、授乳などといったものが考えられます。

年齢を重ねると肌のターンオーバーが遅くなり、古い角質と一緒に排出しきれなかったメラニン色素が残ってしまいます。

ちなみに、高齢になるとメラニンの生成が衰えるため、色が薄くなっていくこともあります。

人によって状態は異なっているのですが、妊娠すると乳首や乳輪が黒ずんで茶色っぽい色に変わることがあります。

これは女性ホルモンの分泌が増えることが原因であり、女性ホルモンの分泌にはメラニン色素の色素細胞を刺激するという作用があるため、色素沈着が起こりやすくなるのです。

また、メラニン色素には肌を保護するという役割があるため、授乳の刺激に備えて黒ずんでくることもあります。

乳首の黒ずみを簡単に解消したいという場合、美白成分の配合されたクリームを使ってみると良いでしょう。

そのようなクリームにはメラニンの生成を抑え、色素沈着してしまった部分の色を薄くする効果が期待できます。

美白成分といってもいろいろありますが、具体的にはビタミンC誘導体やハイドロキノンなどが挙げられます。

クリームを購入する場合は配合されている成分に注目してみましょう。

確実に黒ずみを除去したいという場合、クリニックで治療を受けるという方法もあります。

塗り薬を処方してもらったり、レーザー治療を受けることができるため、まずはドクターに相談してみると良いでしょう。