最終更新日 2024年3月22日 by landroverth
畑恵が考える今必要なこととは
畑恵さんというと作新学園の理事長なので、とても教育に力を入れているイメージがありますが、女性力を高めることにもすごく力を入れています。
私も畑さんが女性力を高めることに力を入れていると知り、とても畑さんに興味を持ちました。
現在は少子高齢化が進み、このままだと少ない若者が大勢の高齢者を支えていくことになります。
それを改善するためにも出生率を上げながら、労働力を上げることが重要だと畑さんは言っています。
なかなか出生率を上げながら労働力を上げることは並大抵のことではありませんが、そのためには女性が子供を産み育てられる社会が必要だと畑さんは言っています。
子育て環境はまだまだダメな日本
私も子供産んでしばらくしてから働き始めようと考えていましたが、もうすでに私が働ける場所はなく仕方なく正社員になる道はあきらめ、時間に融通がきくパートで働くことにしました。
私のように子供を産んでから働きたいと思っても、社会はそれを許してくれないと感じている人も多いはずです。
会社内に託児所を設けたり、自由な時間に出勤していい会社があれば、育児をしながらでも働きやすいと思うのですが、まだまだ今の時代は難しいと言えます。
女性の就業率が高いほど出生率も高いという事実もあるので、女性力の開発のためにまずは保育や介護施設のサービスを拡充することが大事だと畑恵さんは言っています。
介護分野をどう育成、強化していくか?
しかし現在の予算では限界があるので、認可の規制緩和をして民間の保育や介護をどんどん導入していくべきだと畑さんは考えています。
特に介護では人材がかなり不足しているので、介護分野の人材を育成したり確保することが大事です。
時間や場所を限定しない勤務環境を作ることがこれからの時代にはとても大切です。
長期で仕事を離れていた人でも仕事をしやすい環境を作ることも大事で、ネットによる在宅勤務などを利用すればその環境も作りだせると畑さんは考えています。
私も育児をしながらでも働ける環境があれば、今すぐにでも働きたいと考えています。
イノベーション力の必要性を説く畑恵さん
畑恵さんは女性力と同じようにイノベーション力も必要だと考えています。
イノベーション力とは研究から実用化、産業化まで一貫して研究開発体制の整備をおこなうことですが、現在の日本では研究で成果をだしても、その後で研究成果を実用化や産業化につなげられないことが多いです。
そのため研究成果が海外に流出してしまっています。
畑恵さんはイノベーション力を高めるためにも規制緩和を進め、民間の活力を積極的に導入するべきだと言っています。